おはようございます。院長のソメヤです。
今日はTVや雑誌の影響力を感じた一件を書いてみたいと思います。
先日TVで痛みの原因を神経の支配領域で考える。という先生が出ていました。この考え方は非常に正しく、治療をする時に主訴(患者さんの訴え)と実際の症状を照らし合わせて考え、そこに生まれるズレを探っていきます。
ただし、それだけで全てを決めてしまうのは問題なんです。TVに出ていた先生は素晴らしいと思いますが、あれを見た一般の方は極端に決めつけてしまい、原因を間違えた方向に捉えがちです。
TVや雑誌等の知識は覚えておいて損は無いですが、御自身の怪我や病気の原因を単純に当てはめて考えるのは止めましょう!
何らかの媒体を利用して情報を発信する場合、見る人の印象に強く残らないといけない為に、極端な例をあげて出される事が多いですよね。そういった情報は皆さんの持つ知識等としては良い事だと思いますし、それを基に相談をしたりする事は大事です。ですが、そういった情報をもとに決めつけてしまうのは危険です。