おはようございます。院長のソメヤです。
本当は言いたくないけど、余りにも誤解されてる方が多いので言わないといけないと思い、ブログに書く事にしました。
先日、無資格者(民間資格者)の施術による怪我のニュースが載っていたのですが、それと併せて問題なのが接骨院・整骨院で学生を免許持ち(有国家資格者)と偽って施術にあたらせている件や、民間資格者を有資格者の様に見せて施術にあたらせている事です。
柔道整復師(接骨院・整骨院の先生)を目指す学生さんを雇い、研修を目的に、責任者の管理監督の基、施術の一部に関わらせる事は認められていますが、施術そのものを行わせる事は違法なんです。民間資格者の治療行為も同じです。他にも、接骨院・整骨院でマッサージのみを行って(施術技術として用いるのは許可されている)費用を請求する事、保険を使用する事も違法行為です。『延長○○円』『お試しマッサージ○○円』『10分○○円』これらは全て違法です。マッサージ師(国家資格)を置いていて、マッサージ院の登録もしている場所なら問題ないですが、そうではない場合は気をつけてください。そういった事を理解した上で一般の方が選んでいるのであれば、それは仕方ない事です。知らないのであれば参考にしてください。
ちなみに、民間資格でも国家資格でも勉強し技術を磨いて、マトモにやっている方は沢山います。資格の種類は技術の有無には関係ありません。ですが資格を偽って違法な行為に及ぶ事、資格を傷つける様な方法をとる事は許されません。
こんな話、本当はしたくありません。でも一般の方が大きく誤解し、それによって我々の業界全体の信用が無くなる事、医師からの信用を失う事は業界にとって好ましくありません。
民間資格でも、国家資格でも良いんです。ちゃんと自分達の範囲を守ってやりましょうよ!医療はハッキリとした住み分けは難しいと思います。ですが絶対にやってはいけない事があると言う事は考えないといけなんではないでしょうか。