膝の痛みに引き続き、第2弾です。今回は水が溜まったら?
『水が溜まって抜いてもらった』『癖になるから何回も抜くんでしょ?』
なんて事を良く耳にしますが、皆さんに伝えておきますね。膝の水と言っている物は、関節の潤滑油なんです。そして、それは常に関節内を満たしている物なんですね。ですから、無理矢理でも抜こうと思えば、いつでも抜けます。でも、膝が大きく腫れあがってブヨブヨしていたら、とても気になりますよね?病院で水を抜いてもらう人は、大概大きく腫れてる時ですよね?
さて、この水(潤滑油)は何故溜まるんでしょう?それは・・・
上にも書いた様に関節の潤滑油なので常に関節包(関節の中)に溜まっているんです、ただし膝の変形や捻挫等によって正常な状態よりも関節内に隙間が生まれると、そこを埋める為に通常より潤滑油が出てしまうんです。この過剰に溜まっている状態を指して『水が溜まっている』と言っています。
この症状に対しての処置は・・・
そう!皆さんご存じの注射器によって取りだす方法ですね。この方法は医師しか行えない方法です。これ以外にも方法が有ります。全ての接骨院・整骨院の先生が出来るとは言いませんが、膝の関節調整を行う事で水は一瞬でひきます。私は勿論、出来ます。普通の技術を持った骨接ぎなら誰でも出来る事だと思いますので、特殊技術では有りませんよ。
これにて無事終了!!・・・・って訳にはいかないんです!!!抜いた後、関節内は水が減った分隙間が生まれます。この隙間を埋めてあげる為の処置が必要になるんですね。そもそも捻ったりした事によって水が溜まっているケースが多いんですから、調節や注射器によって水を抜いた後に、適度な圧迫固定が必要になります。
この圧迫固定がないと、再度水が溜まってしまう事が有るんですね。これを『水を抜くと癖になる』と皆さんは言っている訳です。そうならない為の圧迫固定ですので、水が溜まった時は抜いても良いですし、うちの様に引かせても良いので、その後の固定をシッカリしましょうね(^_-)
困った時は御相談下さい!!