おはようございます。院長のソメヤです。
現在、膝の怪我で通院中の患者さんの中には、長い間病院で痛み止めやヒアルロン酸を打ってもらっていた患者さんが多くいます。『膝の変形(膝関節症)』『軟骨の擦り減り』等が原因で痛みが出ているのでと言われていたそうです。
これは間違いではありません。膝の変形や軟骨の擦り減りが有った事は事実だと思いますし、それに対しての病院の処置も間違いだとは思いません。ただし、これらの理由が根本的な原因ではないと言う事を一般の方に知ってもらいたいんです。
変形や擦り減りは、何もない人に比べれば痛みやすい状態だと思います。しかし、それ自体が本当に痛みの原因だとするならば、年齢とともに『必ず』痛くなっていないといけない事になります。
膝の痛みの多くは、膝を動かす為の筋肉(太もも全面)の衰えが原因です。変形なども原因に有りますが、皆さんが思っている程、大きな変形をおこしている人は多くありません。
『膝関節の構造』が悪いのか、『膝関節の機能』が悪いのか。そこを見極めて治療を行えば、8割の患者さんが良好な状態を得る事が出来るようになります。
ちなみに、当院では手術を反対する事は有りません。接骨院・整骨院の先生の中には手術に対して否定的な先生もいますが、私は違います。患者さんの状況に最も適した治療法を提案するだけです。
膝の痛みで悩んでいる方、膝が曲がらないと悩んでいる方、一度御相談下さい。