おはようございます。院長のソメヤです。今日は朝から冷たい雨が降っていて、外出は難しい天気ですね
患者さんに治療に来てもらいたいと普段は思いますが、こんな天気の日は無理せず、自宅でユックリなんて
いうのも大事ですね(^−^)
さて、久しぶりのブログなのに治療とは全く関係の無いお話です(-_-;)
今朝、新聞やyahooのニュースで大相撲の横綱審議委員会の方々の話題が出ていました。
相撲の地位で横綱の下に大関という番付があるんですが、この地位は非常に高位の為、簡単になる事が出来
ない代わりに、一度負け越した(相撲は1場所15日なので8敗で負け越しですね)だけでは、その地位から落ち
る事はないという特殊な立場なんです。(横綱に至っては何度負け越しても陥落は無し。引退勧告されます)
この大関が今回の場所では6人いたが、優勝争いに絡む人数が極端に少なく情けない!と審議委員会が言い
まして、『一度負け越しでも陥落だ!』『8勝7敗でも大関なら陥落だ!』との意見が出たんです。
皆さんは、これをどう思いますか?確かに責任ある立場についた力士が、相応の責任を果たさずにいるのは問
題とは思いますが、そもそも昇進には内規があるんです。それを果たして昇進させた以上、責められるべきは
力士だけではなく、昇進させた側にも問題が大有りだと、私は思うんです。
一般企業でも同じですよね。昇進させた人間が問題だとしたら当然なんらかの対処はしますが、場合によっては
昇進させた側(或いは採用した側)の責任が問われる事も有ると思うんです。だからこそ、昇進は慎重に行います
よね。
私の院でも、下の人間に患者さんを触らせるには一定の修業をしてからしか触らせません。それは技術だけでは
なく精神面の向上も伴って初めて触らせるのです。何故か?私達は患者さんを触らせてもらう事で糧を得ている
ので、適当な技術や精神性で接する訳にはいかないのです!触らないと練習にならないとか、訳の解らない事を
平気で言う同業者や柔道整復の学生もいますが、患者さんは練習台では無いんです!
未熟な人間を一定の地位(番付)に上げるのは、上げる側の責任が大きいと言う事です!
話を戻しますと、昔は大関昇進の為の内規は厳しかったんです。若貴ブーム(知らない人も増えたと思いますが)
の頃に、横綱不在や大関減少が有り集客に困った協会側が内規を曲げた事に始まり、今ではガッカリする様な
内容で昇進させてしまいます。安定した実力がなく波が大きいのに、その波を無理やり平均値でみるやりかたが
現状を招いた事を、もっとしっかりと考えてやれないものなんですかね?
どの世界でも、協会や有識者の立場の人達は本質を見抜けないもんなんですかね?
長い上に愚痴になってしまいました。ごめんなさいm(__)m
※昇進の内規は一定の基準で有って決まり事では無い。と昔言っていた人がいましたが、参考までに昔の基準です。
?関脇の地位にある力士が2場所連続優勝或いは準優勝
↓これが少し変わって
?関脇位で2場所連続優勝或いは準優勝、或いは準ずる成績(3場所合計36勝)若貴ブームの頃
↓更に変わって
?関脇位で3場所合計33勝
大雑把に書きましたが、簡単な流れです。