こんばんは。院長のソメヤです。たまたま暇な時間が出来たので、ヤフーのニュースを読んでいたら以下の記事が有りました。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000302-yomidr-soci
私は、授業での柔道必修化に対して反対をしています。それはなぜか?柔道は充分な受け身技術習得を前提に安全だとされているだけで、受け身が出来ない場合、非常に危険な競技なのです。
どれだけ受け身の練習をすれば十分なのかは一概に言えませんが、私が在籍した中学校の柔道部では入部から1カ月は首を鍛えたり、基礎体力向上のトレーニングをし、その後毎日2.5時間30日間休みなく受け身の練習をしました。それ以降も、畳の上にマットを引いて、より安全な状態にして受け身の練習を何段階にも分け習得させ、試合形式の練習等は安全に行える実力に届くまで禁止されていました。
それなのに、授業で数時間やる程度で受け身が身に着く訳が有りません。柔道指導未経験の先生達が教える事が問題視されていますが、先生方もたまったもんじゃないですよ!本当なら教えたくないんじゃないですか?
上記のヤフーの記事で(以下の分)
全日本柔道連盟教育普及委員会の尾形敬史委員長(茨城大教授)は「まず、投げられた時に身を守る『受け身』をしっかり教えることが大切だ。その上で試合形式の練習をする場合は、技をかけられたら投げられまいと無理をせず、必ず受け身を取るよう指導すれば、事故は起きにくい」と話す。
こんな時代錯誤も甚だしい発言をする教授がいるくらいなのだから、現場の先生はいっそう指導方法で混乱を来たしそうな気がしてきますね。