こんにちは、院長のソメヤです。今朝は大分冷え込みましたね(+_+)
体調を崩される方も多いので、皆様気を付けてくださいね。
さて、タイトルに書きました『包帯の重要性』ですが、つい最近こんな事が有りました。
当院に来院された小学生の患者さん。触診や視診等の結果、くるぶしに軽い骨折(ひび)が有ると判断しました。
もしも、骨折や脱臼が有った場合、接骨院や整骨院では最初の処置は出来るのですが、2回目以降は御医者さんの診断がないと触っては駄目と言う法律が有ります。(詳しくは、近いうちに別のタイトルで書きたいと思います。) なので、病院に行ってもらい診断を受けた結果、やはり亀裂が入っているとの事でした。
その患者さんは暫くして、当院へ再度通院を始めた訳ですが、再来院された時に包帯の汚れと、巻き方の酷さに驚きました!小学生の女の子に、包帯が乱れたら自分で巻きなおしてと指示をしたそうです。巻けるわけがないじゃないですか。
包帯は、一般の方が思っている様な湿布を抑えるだけの道具ではないのです。巻き方次第で、圧力のかけ方も調整できるし、運動を制御する事も可能なのです。だからこそ、患者さん自身が巻く事は容易ではなく、サポーターなどの便利な道具が開発されたのです。
患者さんにとって包帯の重要性が高くなくても構わないのですが、いい加減な包帯は却って良くないと言う事だけでも知っていてほしいなと感じた出来事でした。